エジプトの革命。「ヴォイス」。銅版画の日々。

エジプトではムバラク元大統領が、とうとう辞任しましたね。

金曜日のデモでは、人民と軍が一体になって、平和に集う姿が印象的でしたが、このような形で政権交代を実現したというのは、すばらしいと思います。これで暴動などが激化していたら、このような早い形での交代は実現しなかったかも。

今、寝る前にル=グ・ウィンの「西の果ての年代記」を読んでいます。
一冊目「ギフト」二冊目「ヴォイス」が終わって、今は三冊目の「パワー」を読んでいるところ。
二冊目の「ヴォイス」は特に気に入っているのですが、その理由は、この本に上のエジプトの革命のようなエピソードが含まれているからです。血にはやる人民を説得し、敵と辛抱強く対話して、平和を勝ち取るんです。
特に物語が、主人公である女性の視点から語られているので(勝ち気な女の子なんですけどね)、暴力・暴動の空しさを感じずにはいられません。悲しい思いをするのは、子供や女性、弱い人々なんですよね〜。

と、いきなりモリモリ書いてしまいましたが・・・

わたしはというと、
個展が終わって以来、絵本原画の制作に集中しています。
今回はなんと銅版画ベース。
やります!と言ったはいいものの、やはり大変・・(^ ^;)

版の腐食をバルコニーや別室でやりながら、
自分はせっせと次の版を彫る、という感じで
ようやく終わりが見えてきました。
といっても今度は20枚近くをイッキに刷るわけで、
来週はまた体力が必要になりそうです。

がんばるぞ〜。

一方では、アクリルや油彩での着彩画も試したくて、
いろいろイメージを膨らませているところです。
油彩はちゃんと教わったわけではないので、
やはりやるならちゃんと勉強したいなあ、という気も。

これまで水彩やアクリルでは、紙に対する絵の具のしみ込み方を利用してテクスチャを作っていたので、これができないのが辛い。
でも、油彩特有のテクスチャや、テクスチャを用いず絵の具の重なりだけで画面に表情を出すことも十分可能ですからね。
やってみたいです。


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