展覧会終了いたしました。どうもありがとうございました。

23日をもちまして、恵比寿ギャラリーまあるでの展覧会、
「10人の装画家+6人の装丁家による宮沢賢治装丁展」が終了いたしました。

年の暮れのお忙しい中、お運び下さった皆さま、
本当にありがとうございました。
見覚えのある方のお名前をたくさん芳名帳の中に発見し、
とても嬉しかったです。

前にも書きました通り、今回は宮澤賢治の『グスコーブドリの伝記』の装画として描いた二点のみの出品でしたが、これにデザイナーの大久保裕之さんが素敵な装丁を施して、とても見応えのある作品に仕上げて下さいました。
上にUPしたのがその装丁デザインなのですが、全体に凛とした、知的な雰囲気をプラスして下さって、わたしも、個人的にとっても気に入っています(*^ ^*)

また、自分以外の他の9人のイラストレーターさん、デザイナーの皆さんの仕事も素晴らしかったです。どれもいちいちアイディアが凝らしてあって、…特にデザイナーさんからは、「本が好き」という気持ちがビシビシ伝わって来ました(笑)
いや〜、本って、ほんとにいいですねっ。


今年は、個人的にもいろいろな調整期間だったと思っています。
タブローをやろうと大きい絵に挑戦したり、ガラクタを集めて箱を作ってみたり、と思えばアニメーションに没頭したり。。
制作以外にも、ファインアートからグラフィックデザインの基本理念や歴史を勉強し直したり、海外のアーティストに目を向けてみたりと、気が向くままにあちこち行ったり来たり。
最終的に動かないものとして、自分であらためて認識したのは、やっぱり「本と物語が好き」だということ。

あれっ。前と同じなんじゃないですか?…と言われると辛いんですが(^ ^;;)、
まあ、そういう当たり前の結論に至った次第で。。

ただ、紆余曲折して戻ってきた分、これまでと比べて「本と物語」を捉える視点がかなり広がったと思っています。
これからは、これまでのように、絵だけで物語の世界を表現することにはならないんじゃないかな、と。
空間軸だったり、時間軸だったり、テキストによる視覚効果を考えてみたり。どうやったらこれまで以上に、人々に「物語」を身近に感じてもらえるか、本に興味を持ってもらえるか。そういうことを考えながら、展覧会やウエブサイトを通じて、これからもいろんな作品を発表していきたいと思っています。
自身による物語も発表していきたいし、他の方の書かれたすばらしい物語たちも、どんどん視覚的に起こしていきたいです。

話が長くなりそうなので、また続きはそのうち、ということで。。


まずは、今年一年お世話になった皆さまに、心から御礼を申し上げたいと思います。
家族や友だち、お仕事で出会った方々。展覧会を通じて知り合った画家さんや編集者、書店の方々、そして、展覧会をわざわざ見に来て下さった方々。
本当にありがとうございました!!

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。


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