個展を振り返って、その2。挨拶文のご紹介です。

今日は朝から一日曇り空。
ザ・梅雨!って感じの一日でした。

今更気が抜けたのか、週末頃から腰痛が悪化。
腰痛って結構体力を奪うもので、仕事も効率が上がりません。
諦めて休みながら、マイペースで回復を待っている状態です。

さて、個展シリーズ二回目。
今回は、自分の写真と一緒に、会場に貼り出していた展覧会挨拶文をご紹介します。
三回目以降、詳しいコンセプト紹介などにも挑戦したい!と思っているのですが、この挨拶文にだいたいの内容が要約されている気も…。

読んで頂けたら嬉しいです。


言葉の力には、いつも驚嘆させられます。
ヴィトゲンシュタインが「言語の限界が世界の限界である」と言ったように、
言葉は宇宙を形成する力を持ちます。

人間の想像力が言葉の形を取ると、
それらは浮遊し、ぶつかり合い、重なり合い、
様々な化学反応を起こしながら、
ビッグバンのように限りなくその空間を広げていきます。
「物語=フィクション」は、現実とは別の宇宙が確かに存在することを、
私たちに示してくれます。

人間の想像力の素晴らしさ、その可能性の大きさに感銘を受けながら、
変容と創造を繰り返す「言葉」に喚起されたイメージを拾い上げ、表現する。
私にとって一番幸せな時間です。

今回は、数ある文学作品の中から、
言葉による「化学反応」を楽しむのが上手だった作家たちの詩や物語を選んで、
私という小さな実験室の中で、それらがどんな化学反応を引き起こすか、
楽しみながら作品を制作いたしました。

ご覧下さる皆さんにもそんな楽しみを味わって頂けたら、
これ以上嬉しいことはありません。


次回は、
「仮想空間実験室 – Imaginary Spaces Laboratory-」
というタイトルについて、少しつっこんでお話したいと思います〜(^ ^)


Comments are closed.