個展を振り返って、その3。タイトル「仮想空間実験室」について。

お暑うございますね。ほんと。もう。なんつーか。
今日もこりずに個展を振り返ってシリーズ、第三弾。

ちなみに上の絵は、展覧会にも出品した「ポラーノの広場」1、2、3。
つなげて一枚にしたものです。


「仮想空間実験室 Imaginary Spaces Laboratory」。
なぜこのようなタイトルになっちゃったんでしょうか。というお話を少し。

考えてみると「仮想空間」も「実験室」も、どちらも空間じゃん!
クドいわ〜。と思われても仕方のないタイトルですよね。

しかし。それでも、今回いちばん強調したかったのがこの「空間」というコンセプトだったので、えーい、クドいがナンボじゃ!とこのタイトルにしてしまいました。

「仮想空間」というのは、「物語の空間」です。物語という、言葉によって作られた架空の宇宙の面白さと、それを作り出す人間の想像力のすばらしさ。それをなんとかグラフィカルに表現できないか、というのが今回の作品群制作の狙いでしたので。

物語を題材に絵を描いていると、常々作家たちの想像力に感動させられます。言葉の持つ重さや、広がり。言葉と言葉がぶつかってできる化学反応、物理的な反応(ビッグバン)などが絵になったらどうなるのだろう、と思いました。それが「実験室」という言葉につながりました。

架空の空間での、架空の実験。すごいですよねえ。言葉って魔法ですね。言葉を使う人間は、誰でも魔法使いみたいなもんですよね。


次回は、「じゃあなんで、このタイトルでああいう絵になったの?」という部分を少し。インスピレーションの源や、モチーフの選び方などを、モゴモゴ書いてみようと思います!


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