東京のあれこれ。活版での名刺刷新。

上は根津美術館。8月から数週間東京に戻っていた時に寄ったのですが、お庭が涼しげで良かったです。

そうそう、東京滞在の間に名刺も作り直しました。
こちらでもよくご紹介している、おなじみ銀座の活版印刷工房・中村活字さんへ。

店長の中村さん。とっても気さくなおじさん。
中村さんの元気なお顔を見るのも、こちらで名刺を注文する時の楽しみのひとつです。

こちらができあがりの名刺。
使用したイラスト(亜鉛凸版)は前と同じなのですが、文字情報をマイナーチェンジ。
今年から私の仕事と主人の会社の会計を一本化したこと、あとはロンドンの住所を加えて、裏表でこのようになりました。

中村活字さんのある東銀座界隈は、静かでこじんまりした昔からのお店もいろいろ。ほっとした気分になれる場所です。こちらはすぐ近くにある酒屋さん。風情があって素敵です。

ロンドンにしばらく居ると、向こうの人がいかに「古きよきもの」を大切にしているか、そして残念なことに、日本がいかに簡単にそれらを失っているか、しみじみ分かります。

日本の文化や精神性は海外でも高く評価されていて、多くの人が日本への憧れを抱いてくれているのを感じます。が、それだけに…いざ東京へ戻ってみると、その期待に見合うものが目に入らないのが非常に残念。いろいろ混じって雑多なのも東京の魅力ではありますが、文化的な建造物くらいは残す方向でがんばってほしいなあ、と思います。

とはいえ、日本的な建物といえばぶっちゃけ平屋、良くて二階建て…と、贅沢きわまりない造りなんですよね(^ ^;;) 税金とかメンテナンスとか考えると、オーナーさんには辛いに違いない。やはり行政が保護地区や通りを定めるとか、先々を見越して計画的にやるに越した事はないんでしょう。

イギリス(多分他のヨーロッパの国も)は、景観保護のための建造物の規制がかなり厳しいそうですが、そのおかげでたくさんの観光客を呼び込み街も潤い…。見合う収入があるってことだと思います。

名刺の話からずいぶん脱線しちゃったので、とりあえず今日はこのへんで(笑)


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About ayuko

AYUKO TANAKA たなか鮎子 絵本作家、イラストレーター。ピコグラフィカパブリッシング&デザイン(SayulaTechnology Japan株式会社内)主宰。 1972年生まれ。ベルリン在住。 ロンドン芸術大学チェルシー校大学院修了。デザイン会社勤務を経て、個展を中心に活動中。2000年ボローニャ国際児童図書展の絵本原画展入選。 おもな絵本に『かいぶつトロルのまほうのおしろ』(アリス館刊)、『フィオーラとふこうのまじょ』(講談社刊)、『うらしまたろう』(文/令状ヒロ子 講談社刊)、『マルーシカと12の月』(文/かんのゆうこ 講談社刊)など。書籍装画に『1リットルの涙』『数学ガール』『幼子にきかせたい おやすみまえの365話』など。 Ayuko Tanaka is a Visual Artist, Author and Illustrator for books and children stories. She is also the director of picografika publishing & design, a label of Sayula Technology Japan K.K. Born in 1972. Currently living in Berlin. MA degree of Graphic Design Communication at Chelsea College of Arts, University of Arts London. Bologna Book Fair 2000, illustration competition prize. Published more than 12 children's books including her own stories and illustrations, and has made illustrations for various book covers, magazines, etc mostly in Japan.

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