父の本の紹介を。岩波新書「ユーロ危機とギリシャ反乱」、目次など。

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こんにちは。
このところベルリンはすごしやすいおだやかな日がつづいています。念願のテーブルも新居にやってきて、ぐんと暮らしやすくなりました。

さてさて、内輪の話題で恐縮ですが、父が岩波新書より新刊を出版しましたので、この場を借りて少し宣伝を^ ^

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「ユーロ危機とギリシャ反乱」
田中素香 著
岩波新書 ¥886
Amazon詳細はこちら

内容紹介
ギリシャを震源とするユーロ危機.2010年から金融パニックや危機が続発し,一時「ユーロ崩壊論」まで噴出した.危機の本当の原因は何か.なぜギリシャは国民投票を行ったのか.好景気で〝独り勝ち〟のドイツは何を考えているのか.そして今,ユーロはどこへ向かうのか.ユーロ研究の第一人者が徹底的に解説する。

目次をざっとご紹介しますと…

序章:ユーロ危機の見取り図
1章:ユーロ危機の展開と危機の「本質」
2章:ユーロ制度の欠陥と「ユーロ崩壊」論
3章:帝国型ユーロ制度への発展ー「ユーロ2.0」へ
4章:ポスト・ユーロ危機の断層線
5章:ユーロ危機とギリシャー財政緊縮政策から反乱へ
6章:ユーロのゆくえ

という感じで、ユーロ危機のおおまかな全容から「ユーロの欠点」、最近の「崩壊論」、今後の見通しなどが、分かりやすい図や資料付きで解説されています。

現在、難民問題で揺れているユーロ圏ですが、その背景をつっこんで知りたい方には、この本はぴったりだと思います。それぞれの章のはじまりにざっくりした内容説明もついているので、知りたい部分だけ選んで読むのもいいかもしれません。忙しいビジネスパーソンの方にも、手に取りやすい構成になっていると思います。

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ギリシャ危機や難民問題、イギリスの国民投票など、ユーロにまつわる不穏なニュースはあとを絶たず、「ユーロの終わり…」と、マスコミなどでも悲観論がよく取り上げられています。最近では、イギリスでも「ユーロ残留?離脱?(サッカーの移籍ニュースみたいな表現ですが…)」を決める国民投票が6月に行われる…と発表されたばかり。なかなかおだやかではない雰囲気ですよね。

でも、父はいつも「ユーロはそう簡単には崩壊しない」と話しています。ベルリンに住んでいるわたしも、なんとなくそう感じます(笑)。専門家ではないのでちゃんとはわかりませんし、居るのがドイツなので、なんとも言えませんが。。

この本は、2010年に出版された岩波新書「ユーロ」に続く第二弾となっています。
最近まで、アマゾンのカテゴリーランキング1位、岩波新書ランキングも2位、となっていて、ちょっとビックリしました。

前の著作をご覧になりたい方は、どうぞこちらのリンクから。

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ユーロ――危機の中の統一通貨
田中素香 著
岩波新書
Amazon詳細はこちら

あ、ちなみに父の名前ですが、素香と書いて「そこう」と読みます。
時々モトカさん宛に、化粧品のDMなども届きます(笑)。

ということで、ご興味のある方、ぜひ!