About ayuko

AYUKO TANAKA たなか鮎子 絵本作家、イラストレーター。ピコグラフィカパブリッシング&デザイン(SayulaTechnology Japan株式会社内)主宰。 1972年生まれ。ベルリン在住。 ロンドン芸術大学チェルシー校大学院修了。デザイン会社勤務を経て、個展を中心に活動中。2000年ボローニャ国際児童図書展の絵本原画展入選。 おもな絵本に『かいぶつトロルのまほうのおしろ』(アリス館刊)、『フィオーラとふこうのまじょ』(講談社刊)、『うらしまたろう』(文/令状ヒロ子 講談社刊)、『マルーシカと12の月』(文/かんのゆうこ 講談社刊)など。書籍装画に『1リットルの涙』『数学ガール』『幼子にきかせたい おやすみまえの365話』など。 Ayuko Tanaka is a Visual Artist, Author and Illustrator for books and children stories. She is also the director of picografika publishing & design, a label of Sayula Technology Japan K.K. Born in 1972. Currently living in Berlin. MA degree of Graphic Design Communication at Chelsea College of Arts, University of Arts London. Bologna Book Fair 2000, illustration competition prize. Published more than 12 children's books including her own stories and illustrations, and has made illustrations for various book covers, magazines, etc mostly in Japan.

劇団机上風景「乾かせないもの」イラストを手がけました

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昨年からご一緒させていただいている、劇団・机上風景さんの新しい公演イメージのイラスト、デザインを担当させていただきました。

「乾かせないもの」は、机上風景さんの代表作。韓国でも大きく評価されて、現地での演劇祭にも招待された作品です。わたしは、この舞台を見てから、すっかりこの劇団、そして当時演出・脚本を手がけていらっしゃった古川さんのファンになりました。

戦争をテーマにした重たい内容にもかかわらず、物語はやさしく、涼しく、心に入ってきます。複数の女性の日常的なやりとりを見ているうちに、誰もが物語の一員になってしまう…。そんな不思議な感覚を体験することができると思います。

思い入れの強い作品だったので、イメージづくりも悩みまくったのですが、物語のシンボルである「布」と、女性たちの壊れそうな心をガラス片…というモチーフで、立体イラストを制作しました。

そんなわけで、「乾かせないもの」公演は3月11日、新宿文化センターにて。ぜひ詳細をご覧ください。

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(写真/机上風景ウエブサイトより)

新宿演劇祭上演作品
『乾かせないもの』

陸軍基地内の居住区で兵士の帰りを待つ七人の女たち。
ひとりの兵士の帰還により、彼女たちのなかでなにかが狂いはじめる。
悲しみ、怒り、嫉妬、復讐心。あふれだす感情が、彼女たちにある決意をいだかせたとき、悲劇はおとずれた。

2006年初演、2009年再演、2013年海外公演と上演を重ねる机上風景の代表作である『乾かせないもの』を、新宿演劇祭にて上演します。

脚本 古川大輔 / 演出 長島美穂

2017/3/11(土)19:00[1回公演]
(※受付開始・開場は18:30)

新宿文化センター 小ホール
新宿区新宿6-14-1
新宿文化センターの詳細はこちら

出演
長島美穂 根津弥生 古川大輔(以上 机上風景)
いまい彩乃(株式会社ミネラル) 内野遥香
金井由妃(劇団民藝) 山﨑由布子
相樂孝仁(殿様ランチ) 宍戸香那恵

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(写真/机上風景ウエブサイトより)

主催 公益財団法人 新宿区未来創造財団

チケット 2,500円
2/1(水)販売・予約開始
オンライン予約 机上風景Websiteより

ちなみに、ついでながら机上風景さんの新しいロゴのデザインも手がけさせていただきました!

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「風景」を眺める人物をイメージしたロゴです。
ウエブサイトでも使っていただいています。ぜひ見てやってくださいませ^ ^


「みんなに贈りたい伝記」賢治、ダヴィンチなどのイラストを描きました

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PHP研究所さん発行の「みんなに贈りたい伝記」で、イラストをいくつか担当しています。

「みんなに贈りたい伝記」

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国松 俊英 編
PHP研究所 刊
「みんなに贈りたい伝記」Amazon詳細はこちら

内容紹介(Amazonより)
「いつの時代にも、厳しい環境の中を大きな夢をもって生きた人がいます。絶望的な状況に置かれても、希望に向かってたくましく進んでいった人がいます。本書は、坂本龍馬、スティーブ・ジョブズ、マザー・テレサ、ジョン・レノンなど、日本と世界の偉人たちの感動的な生き方を紹介したものです。
本書には、次の5つの特長があります。1本編で30人、巻末で30人、計60人が登場します。2児童文学界で活躍する7名が、わかりやすい日本語で書き下ろしています。3人気の絵本作家やイラストレーターによる、美しい描き下ろしの挿絵が、お話の世界を広げます。4それぞれのお話に、内容をコンパクトに理解するための「解説」を掲載しています。5それぞれのお話の終わりにある「こぼれ話」欄では、偉人の興味深いエピソードを紹介するとともに、その生涯を理解するのに役立つ年表や写真を掲載しています。
たくさんの勇気とはげまし、希望をくれる本です。

坂本龍馬、スティーブ・ジョブズ、マザー・テレサ…、日本と世界の偉人たちの感動的な生き方。合計60人登場!」

私(たなか鮎子)は、賢治、レオナルド・ダ=ヴィンチ、ジョン=レノンの3人のイラストを描きました。

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こちら、ダヴィンチ。
得意の絵で、お父さんを驚かせているところ。

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モナリザを描いているダ=ヴィンチを描くなんて、なんて恐れ多い。。

こちらは宮沢賢治。
大好きな賢治を描かせていただけて、とても楽しかったです。

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ジョンにも挑戦。

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現代の人を描くのは、意外に難しかったりします。

ぜひ、書店で手にとっていただけたら嬉しいです!


Society of Illustratorsコンペに入選。NYで展覧会開催中です。

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アメリカイラストレーション協会(Society of Illustrators)の年鑑コンペ’Illustrators 59’に、立体イラスト作品が入選しました。昨年、劇団机上風景さんの新作公演「海から来た人」のために制作したポスターの一点です。今年の年鑑にも掲載されるようです。

また、4日からニューヨークの本部で行われている展覧会でも作品が展示されている(ハズ)なので、もし現地にいらっしゃる方がいれば、ぜひ足を運んでやって下さい。

残念ながら今回本人は行けないのですが、額装した作品と共に景気のよくなる念を送りました 笑。今年の運気向上間違いなしです。

日時
2017年 1/4 – 1/28
(オープニングレセプション 1/6 | 6:00 pm)

場所
Society of Illustrators
128 East 63rd Street
between Lexington and Park Avenue

詳細はこちら

One of my clay illustration works has been included in the long list of Society of Illustrators competition ‘Illustrator 59’ (Advertising Category), and it is now been exhibited in their Illustrators 59 Exhibition, which is currently held in their headquarters in New York.

Here is the detail about the exhibition:

“Illustrators 59: Advertising, Institutional, Uncommissioned” Exhibition

Exhibition Dates
January 4 – January 28, 2017
(Opening Reception and Awards Presentation January 06, 2017 | 6:00 pm)

Location
Society of Illustrators
128 East 63rd Street
between Lexington and Park Avenue

More Details


2017年、あけましておめでとうございます。

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あけましておめでとうございます。

写真は、大晦日の年越しバドミントンの図。去年の反省はいろいろあるものの、とにかく近頃の運動不足を夫婦で大反省。新年に向けて、ベルリンの森で運動をして16年をしめくくりました。

クリスはバドミントンというより相撲、私のはポーズオンリーで羽根など叩けず。まあ、まずは何事も気合から、ですよね。

新年を迎えながら、去年お世話になったたくさんの方々のことをいろいろ思い返していました。こんなめちゃくちゃな人間にいつも良くしてくれる日本の友達、仕事でつながった方々、ベルリンで知り合った方々やロンドンの大学院の友人たち。。いつも本当にありがとうございます。自分は本当に恵まれているなあ、と心底思います。

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年越しビール。やはりドイツの新鮮ヴァイツェンは格別です。

プロフェッショナルの面では、去年はとにかく試作&思索、制作に時間を使った一年だったので、今年はどんどん作品を外に出していきたいな、と思っています。

東京でもいくつか展覧会やグループ展の参加など計画しているので、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています^ ^!

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「数学ガールの秘密ノート/やさしい統計」カバー&本文イラストを手がけました。

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おなじみ「数学ガールの秘密ノート」シリーズ最新刊、「やさしい統計」の、カバーイラスト、本文イラストを手掛けています。
11月に発売され、今回もとても好評のようす。アマゾンの数学カテゴリーで、ベストセラー第1位にも輝いていました。

数学ガールの秘密ノート/やさしい統計

結城浩・著
SBクリエイティブ・刊
1620円

「数学ガール、統計に挑む。

現代を生きるすべての人にとって必須の教養と言うべき「統計」をテーマに、
「僕」と三人の数学ガール(ミルカさん、テトラちゃん、ユーリ)が
楽しい数学トークを繰り広げる、最高の統計入門書。

▼本書の構成
あなたへ
プロローグ
第1章 グラフのトリック
第2章 平らに均す平均
第3章 偏差値の驚き
第4章 コインを10回投げたとき
第5章 投げたコインの正体は
エピローグ
解答
もっと考えたいあなたのために」

今回は、泉〜噴水をテーマに、さわやかな水色のイメージでイラストをまとめました。本文中にも、鉛筆の線画が15点ほど収められています。

ぜひぜひ他のシリーズ本とあわせて、書店でご覧いただけたら幸いです。


ドレスデンのクリスマスマーケットへ。

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先週、ドレスデンのクリスマスマーケットへ出かけてきました。

ドレスデンは、ベルリンから約2時間ほど南東へ下ったところにあるザクセン地方の中心地。前もってチケットを予約しておけば、往復3000円ほどで行って帰ってくることができます。

この町には、この夏弟が来た時に行ってきたのですが、その時の印象がとてもよかったので、今回はクリスと一緒に、評判のクリスマスマーケットを見にいってきました。

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わたしは子供の頃からドイツのクリスマスマーケットが大好きで、これまでいろんな町のマーケットを見てきましたが、ドレスデンのは、これまで見た中でも数本の指に入る良さだったかも。他には、ハイデルベルグのもよかったです。

いちばん素敵だったのは、間違いなくザルツブルグ。オーストリアなんですけどね。。

ちなみにベルリンは、大きな都市ということで、クリスマスマーケットも割と商業化された雰囲気のお店が多いのがすこし残念。

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さてさて、話をドレスデンに戻すと…。

ここのクリスマスマーケットは、一言でいうととてもクラシック。古くてエレガントな町並みと一緒、ドイツらしい伝統的な雰囲気のお店が多かったです。鉄職人が炉に火を入れて鉄を打っていたり、デカいお兄さんがバームクーヘンをぐるぐる回して作っていたり、木彫りの人形をその場で彫っていたり。

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ザクセンは、チェコやポーランドと国境を接していることもあって、民話的で魔的な、豊かな文化があるエリア。私個人は、とてもそそられるものが多いところです。夏に訪ねた時も、絵本やイラストのテイストの合うものを多く発見して、かなりムラムラきた記憶が…。

もっといろいろ知りたいことがいっぱいあるんですが、一番の障壁はドイツ語。民族色が強いエリアなだけに、ドイツ語ができないとお話にならないんだよな〜。

ちなみにこのお店は、鉄職人さんのワークショップ。
彼の店で、木の枝のような手作りのキャンドルスタンドを買いました。

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家で飾ったところ。クリスも満面の笑み。ちょっとプリンター、邪魔ですけどね 笑

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今週ベルリンのマーケットでは、痛ましいテロ事件があったばかり。
昨日はわたしたちも、現場に追悼のキャンドルをあげに行ってきました。

先ほど犯人がミラノで警察に撃たれて死亡、という後味の悪い結末が報道されているのを見ましたが、そのせいもあってか、今年のベルリンのクリスマスは、なんとなく静かなような。

ドレスデンでとってもいい思い出を作ってきたので、わたしたちも今年はその気分を家に持ち帰って、静かに過ごそうと思っています。

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ベルリン、アートプリント事情。

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ベルリン、本日は−3度。晴天で上がって2度。さぶいです。

先日アメリカのイラストレーション協会のコンペに入選し、ニューヨークでの展覧会に作品を並べてくれるというので、額装の準備をしています。

立体作品のポスターなので、ベルリンの写真プリント専門のスタジオに行ってみたんですが、プロセスがすごい。

問い合わせメールをして、返事が来たのが3日後。ドイツ語でよく分からないので直接行ってみると、まずは予約しろと。予約して次の日にプリントできるのかな〜と思って行ってみると、データを受け取ってはくれたが、プリントの仕上がりは数日後、と。

交渉してなんとか次の日の仕上がりにしてもらったが…A4一枚プリントするのに、3日間毎日同じ場所に通うって、なんでしょうねえ。

しかも今朝はトラムが止まっていたので、マイナス3度のベルリンを40分くらい歩きました。チーン。手足が冷えきって大変です。

ちなみに、プリントをお願いしたスタジオはこちら。いろんな紙で写真を高画質プリントしてくれるお店なので、ベルリン在住のアーティストの方は、いざという時に知っておくと良いかもしれません。

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http://termindruck.com

明日プリントの仕上がりが良かったら、またご報告します。コンペの話も、また改めて!


ベルリン、二度目の秋。

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つらつら書くのは、ずいぶんご無沙汰です。

そんなこんなやってるうちに、なんともう11月。というか、11月ももうすぐ終わりそう。ホントに時間の経つのが早い。

夏にこのブログ、サーバの事情からアドレスを変えたのですが、それから来て下さる方々がちょっと減ってしまいました。10何年使っていたアドレスですから当たり前といえば当たり前なのですが、個々の記事の検索キーワードやリンクも切れてしまって、もーかなり残念。

ま、やってしまったものは仕方ないので、ここは前向きに逆の発想♪  この機会に、アホで気楽なつぶやきでもちょくちょくUPしていこうかな〜と思っています。

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気がつけば、ベルリンで過ごす二度目の秋です。この頃は夕方4時すぎには暗くなるし、秋のベルリンは、結構気が滅入ります(*_*) 木々の紅葉とか、自然の美しい姿を見られるのはすごく幸せな事なんですけどね。。

その分、制作には身が入るのがありがたいところ。夜10時まで明るい夏と違って、気が散らない。ビール飲みに行きたいな〜という誘惑も少ない(ゼロではないけど)。
そんな訳で、制作に没頭している今日この頃です。

おっと、電車が駅に着きました。また書きます^ ^


「死者の日 Day of the Dead 2016」展に参加しています。

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メキシコの死者を迎えるお祭りにちなんだ「死者の日ーDia de Muertos」展に参加しています。40人以上の作家さんの素敵な作品が並び、とてもにぎやかな展覧会となりました。

ギャラリーハウスマヤ「死者の日 Day of the Dead 2016」展

わたしは今回、立体作品を出品しています。タイトルは”Kontakt”(コンタクト)。生まれ変わろうとしている死者と生者が手紙を交わす、そんな場面を描きました。

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ウエブサイトにも、画像をいろいろUPしています。
よろしければぜひご覧ください。
http://ayukotanaka.com/day-of-the-dead

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