ORDINARY編集部と、ZINE打合わせ。
このところ、ORDINARYというグループに参加させてもらい、
アートディレクションをやっている。
上の写真は、その企画草稿と、言わずと知れた赤ワイン。
半分かじられてるチーズの「ゴーダ」の文字がいいよね。。
あ、見えないか。
◆ ORDINARYとは。
さてさて。ORDINARYって、何なのでしょう。
一言でいうと、深井次郎さんと、彼が主催する教室「自分の本をつくる」の卒業生が中心となって立ち上げたあたらしい「出版メディア」。ウエブサイトやZINE発行の他、参加者や読者が直接集まる団らんの場を設けたり、それぞれの知恵を共有したり、いろいろなコミュニケーションのアプローチを考えているらしい。
深井さんのことは以前も書いたかも。
三軒茶屋をベースに社会人に学びの場を提供する「自由大学(IIDものづくり学校内)」で、数年前から中心的存在となって活動している、フリーの作家さん、そして講師。
かくいう私も、この「自分の本をつくる」の卒業生なのです。
深井さんは、なんというか不思議な人で、永遠のポジティブ思考の持ち主。
人や人の生き方に常に関心があって、彼と話すと、自分の知らなかったいろいろな自分を発見できる気がするのですよ。
気負いや押し付けがましさがなく、彼の周りはいつも、噓偽りなくのびのびしている。
心の狭い、頭でっかちになりがちな私も、ずいぶん助けてもらったものです。
その深井さんが、卒業生若干200名と共に、新しい本を作る!…ということで、なにしろ「本」には目のない私は、またもや自分のキャパも顧みずに、今回の活動に参加させてもらうことになったのでした。
深井さんの元には、いろんな才能やネタ、そして何より「書きたい」という意欲をもった人たちがどんどん集まってきている。その人たちが集まって本を作ったら、きっとおもしろいに違いないのです。
◆ ORDINARY MAKES A ZINE.
で。
その中心であるORDINARY編集部が、
現在猛スピードで試みているのが、ZINEの刊行。
なんでも、12月8日のイベントに配布する、第一巻を作ろうということらしい。
ちなみに、ZINEって、何?という方のために、こちら↓。
‘ZINEというのは、簡単に言うと出版社と関係なく、好きなように作った本のこと。語源は「MAGAZINE」から来ているとされていて、手軽に自分を表現できる手段として1960年代に米国で生まれ、90年代に西海岸を中心に流行。’ (msn 田中幸子さん記事より)
なのですよ。
少し脱線するけど、
私の敬愛するスティーブ・ジョブズも、ZINEのオリジナルともいえる’Whole Earth Catalog’ に影響を受けたというエピソードもある。
おーう。ジョブズ〜!!
…じゃなくて、新しい雑誌のディレクションができる!
なんて、すっごく久しぶりでして。
何度か話し合いを重ねた結果、今回ORDINARYは「手作りZINE」を目指すことに。
背伸びせず、 軽薄にならず、今だからこそできる「手」の感じを出すということですね。
いいっすね。美しいっすね。
…って、おい。あんた現在、絵本の作画や年末からの海外行きのもろもろで、もっのすごく時間ないんじゃないの?
というのはわかっているんだけど、楽しそうすぎて諦められない…。
また進行具合、書かせてもらいますねー。
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