ベルリンので日常。”Psychological Room – 心の部屋”。
数日前までマイナス10度前後を行ったり来たりしていたベルリンも、ここ2日くらいで急に寒さがゆるみました。今日はなんと、9度。「マイナス」がついてない! なんで、こう極端なんだろう。。
ヒーターに張りついていたうちの猫も、若干リラックスモードです。
ここしばらくは大移動が続いてワタワタしていたのですが、先日の引越しのあと、ようやくひと段落つくことができました。最近は、午前中外に出てカフェノマド、午後は家で仕事…という流れで一日を過ごすことが多いかも。
ベルリンには、いいカフェがものすごーくたくさんあって、しかも、ロンドンや東京と違って混んでいないので、フリーランスやノマド人には天国のような環境。美味しいコーヒーを飲みながら、仕事もはかどります。
今年は本腰を据えてやりたいことがいろいろ。これまでツギハギでやっていたデータ整理やウエブの見直しをしたり、新しい作品を作り始めたり。楽しみです。
新作の方は、小さなお話やメモから始まり、短編のアニメーションに発展させていけたら…と思っています。
去年の大学院での一年を通して、自分がすごく「空間」に興味があることに改めて気づかされました。テーマにしたのも、”Psychological Room” – 心の部屋。わたしたちの心、心理が作る空間。気分や考え方によって、広くなったり狭くなったりもする。明るい部屋も、暗い部屋もあるでしょう。古い部屋も、ピカピカに新しい、だけど少し肌寒い部屋も。
ちょっと抽象的ですが、わたしが魅力を感じるものには、こういった空間が、何かの形で必ず潜んでいるように感じるのです。物語の中にも、夢の中にも、人のちょっとした言葉や、近くの路地裏にも。わたしの想像力が動くときは必ず、なかった場所に、新しい空間が広がっていく気がするのです。
大学院では、英語の問題を克服したり(しきれてないけど)、慣れないカリキュラムをこなしたり、日本からいただくお仕事をがんばったり…と、とにかく飽和状態でワタワタしている間にあっというまに終わってしまったので(笑)、当時の作品の見直しも含めて、これからしっかり制作の方に反映させていけたらな…と思っています。
こちら、大学院でのアニメ作品の一場面。読書から森という、心の空間へ。
ウエブサイトの更新やらプロモーションも停滞&とっちらかっているので、そちらも手をつけ始めたところです。そのためにはまずMacの中身のお掃除から…いやはや、データ管理は普段からちゃんとやっとくべきですな。。
そうそう、このブログも、レスポンシブになった…とかいって喜んでいましたが、スマホで見ると、マージンも文字サイズも統一感がなくバラバラ。カスタマイズの仕方が全然甘いようです。
もう少し時間をいただいて、ちゃんと整えていきたいと思います!
ではでは、また。
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